お茶の道具。抹茶を詰めた容器と、袋、茶さじ。「和」は落ち着きますね^^
抹茶も楽しめる!?
6月12日(土)開催、『和な茶話会』
先週末に無事、終了いたしました。
当日は真夏並みの日差しになりましたが、
汗をかきかき、JR石川町から樂庵まで歩いてきてくださって
本当にありがとうございます!^^
女性が集まったら、なにはともあれ甘味です^^
まずは横浜・霧笛楼の抹茶ジュレ
お互いの近況をスイーツを食べながらシェアしあい、
前回と同じ、セラピーカードで今日のテーマをチェック。
続いて、6月20日・父の日にちなんで
「父親=自分の中の男性性」とつながるワークを。
そう、女性の中にも男性性はあります。
この男性性は、仕事や社会、パートナーシップにも
深く関わってきます。
今回は「父親」を掘り下げ、
自分の中の男性性を開花させていこうと試みました。
どんな切り口で今月は行こうかと、
この1ヶ月、わたし自身の男性性を癒しているうちに
ベストセラーになった、
「鏡の法則」をアレンジしてみようと思いつきました。
まず、「お父さんの許せないところ」を、みんなで一斉に書きました。
誰に見せるわけでもないので、
ここは思い切って本音で書き出してもらいます。
すると
傷ついたこと、して欲しかったのに得られなかったこと
嫌だったこと、がっかりしたこと、
たくさん、たくさん出てきました。
続いて、「お父さんに感謝していること」を。
わたし自身が書いたのは
「暑い日も雨の日も働いてくれたこと」
と出てきて、自分でもびっくりしました。
確かに、父は屋外で仕事をする機会も多かったのですが、
感謝を父に伝えたことはありませんでした。
「自分は親の愛を知らずに育ったのに、
子育てから逃げずに親を全うしてくれたこと」
これも意外でした。
さっきのワークでは、うらみつらみこそ出ていたのですが(笑)
心の奥底では、わかっていたのですね。
最後に、「お父さんにあやまりたいこと」を書き出した後、
それぞれの思いをシェア。
「あなたもそうだったの!」
「わかるわかるー!」
「そんなことがあったんだ……」
辛いのは自分だけじゃなかったと励まされたり
みんなの解釈を聴くことで新しい気づきを得たり。
グループセラピーの醍醐味です^^
参加者同士が十分につながったところで、
いよいよイメージワークに。
自分のハートとお父さんのハートをつなぎ……
言いたくても言えなかったこと
感謝していること、あやまりたいこと、
納得がいくまで、イメージの中でお父さんに伝えました。
お父さんのエネルギーをしっかり感じたまま、
「自分の男性性(主に仕事)を発揮するにはどうしたらいいか」
お父さんからアドバイスをもらうように誘導。
最後にお父さんとゆっくりハグをして
胸の中にお父さんのエネルギーを収めて終了しました。
顔を上げると、全員、涙でグズグズ(笑)
とても暖かい涙です。
わたし自身も、めったにない、というか初めてなのですが
誘導しながら自然に涙があふれました。
15年前に他界した父と再びつながれた
安らぎの涙なのかもしれません。
お父さんからもらったアドバイスをシェアしあうと、
女性では思いつかないような
本当にその人にぴったり合った言葉の数々が……
どんなに父親を好きでも葛藤はある。
一方で、どんなに憎んでも憎みきれない。
親子関係は一筋縄ではいきませんが
根底を突き詰めると、
娘にとって父親は愛し愛されたい存在で、
父親も宝物のように娘を思っているのかもしれません。
その後、本日のお楽しみ、抹茶をいただく時間に。
みなで和室に移動し、姿勢をしゃんと伸ばして待ちます。
手際よくお茶を点てる、
イトカナ先生の「型」ひとつひとつ見つめていると、
セラピーで高揚したココロががほどよく落ち着いてきました。
「お茶は、同じことの繰り返し。
最初は何でこんな退屈なことを
しなくちゃいけないんだろうと思っていたけれど
自分が同じだからこそ、
周りの変化が見えてくる。
同じ一日はまったくない。
今日のこのときは一回しかない。
いい気持ちで過ごそうと
お互いに心を合わせる儀式がお茶。
日常の中に非日常を持ち込むことで
一期一会を大切にできる」
とっても胸にしみるお話をしてくれました。
挨拶の仕方。
器の持ち方。
お茶とお菓子のいただき方。
基本からていねいに教えていただき、
お茶の世界を十分に堪能しながら、、
しっかりグラウンディング(地に足をつけること)できました。
「セラピー×茶道」
かなりゴージャスな組み合わせですが、
意外なほど合うことを発見。
そして、「お互いがお互いを癒す場づくり」も
少しずつ形になり、
それもとってもうれしかったです^^
ボランティアセラピーの内容は、その都度変わりますが
(心理セラピーが続いたので、カラダのワークになる予定です)
イトカナ先生は、次回もお茶を点ててくれるとのことですので、
タイミングがあったら、いつでもお気軽にいらしてくださいね!^^
*イトカナ先生
茶道名は伊藤香仙。
9歳から茶道に入り、高松米仙に師事。
裏千家大日本茶道学会師範代理。
茶道を身近に感じてもらえたら、と協力くださいました^^