最近、夕日を見ながら歩く、sunset walkingにはまっています^^
お気に入りコースは、沈む大きな夕日と昇る月を両方見渡せる、広大な根岸森林公園。
ニューヨークのセントラルパークのようだというと褒めすぎ(規模が違いますね^^;)ですが
どちらも緻密に計算された都会のオアシスで、大好きな場所です。
そして、この公園のフェンスを挟んですぐ隣には、根岸米軍住宅があります。
入り口には屈強そうな兵士が常に立ち、近寄ることも憚られる雰囲気なのですが
いつも気になって仕方ありませんでした。
一歩入るとそこはアメリカ領。不審人物と受けとられると何をされても文句は言えません。
軍施設なので複雑な背景があり、人によっては様々な思いをもたれるかもしれません。
それでも、テロ(2001年9月11日)以前は、ある程度自由に出入りができ、
「子どもの頃は、米軍基地でよく遊んだ」という世代もいるようなのです。
いろんな思いがないまぜになり
「フェンス越しの小さなアメリカ」にどうにも惹かれてしまうのでした。
素敵な国はほかにいくつもあるのに、なぜアメリカなのか自分でも不思議です。
とにかく手が届きそうで(距離的)、今は届かない(法的)世界。
ああ、いつかこの中に入ることが出来たら……と願っていたのですが、
先日、散歩に出かけてみると、信じられない掲示が!!
1日限定で解放し、親善盆踊りを行うと書いてあるではありませんか!
大急ぎで戻って調べてみると、宣伝はしていないものの
毎年春と夏に近隣友好のために解放する日があるそうなのです。
いやはや、横浜に住んで10年、まったく知りませんでした。
自分が心惹かれることがすぐそばでやっているのに、
意識が向かない限りは、存在していないも同じ。
同じ世代を生きているのに、チャンネルが違えばキャッチできない……
めぐり合いとは摩訶不思議……
それからは、わたしの凝り性でオタクの性格ですから(笑)
調べつくしたのですが、世の中には「ベース(米軍基地)めぐり」が趣味の方もいて、
日本各地のベース解放日に回っている方のレポートが見つかりました。
飛行機や軍用機器に強い興味を示す方がいることは知っていましたが、
これもまたコアな世界です^^;
次回は、盆踊りのレポートをお届けします。