*3月15日追記
雨に直接当たらないよう注意、出かけるときは折り畳み傘と可能ならレインコートを!
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今回の地震で「自分が何をしたらいいのかわからない」「不安」「落ち着かない」という
ご連絡を続けていただきました。わたしなりに感じていることを書かせてくださいね。
連日の報道、とくに地震の刺激的な映像を一日中繰り返し見ているとしたら・・・
その影響を受けて、お友達や知り合いに心配のメールや電話をしているとしたら・・・
恐怖と不安でいろいろな想像をめぐらしているとしたら・・・
その前にやってみたいことがあります。
誰もがみな、目には見えない心の傷を受けています。
だからこそ、まずは自分の心身のコンディションを整えましょう。
今、本当に必要なものは何かを判断できる感覚が甦ります。
温かい安心できるエネルギーで被災地につながることが出来ます。
それがどれほど、今後の希望になるかしれません。
必要な情報を得たら、テレビとパソコンの前から離れる。
強烈な刺激を繰り返し取り入れることで、自覚している以上に緊張と不安が高まります。
思わずクスッとなってしまうような笑いに触れるなど、まず自分の心身の緊張を緩める許可を。
元気が出たら(できる人は出なくても)、笑顔の交し合いを。
心配より信頼を、必ずよい方向に向かわせるというコミット(深い決意)と祈りを。
食事と睡眠をないがしろにしない。後回しにしない。
そわそわしてどうも落ち着かないときは、ごくふつうの日常生活をていねいに。
強力にグラウンディング(地に足をつけること)ができます。
・この際、部屋の隅々までぞうきんがけしてみる。
・ずっと気になっていた部屋の中の「開けてはならんゾーン」を整頓してみる。
・食事をするとき、いつもよりきれいに盛り付ける。
たったこんなことでも、今をしっかり生きることで、心の安定を取り戻すことができます。
いろんなグランディング方法もあります。
グラウンディングで心身浄化
http://health.goo.ne.jp/column/mentalcare/m002/0083.html
グラウンディングテクニック
http://tukioyobu.air-nifty.com/tukioyobu/2006/07/post_3c07.html
カラダから緊張をやわらげる、東洋医学的な方法です。
内関
手首の内側のしわから、指3本分、ひじ側にあるツボ「内関」を中心に上下、
表裏(手の甲側、手の平側)あたりをマッサージしてみてください。
ストレスを和らげたり、自律神経の昂ぶりを鎮めてくれます。
大衝
足の親指と人差し指のあいだの溝を指で押し下げると、
自然に指が止まる辺りにゴリゴリとした感触があると思います。
ここをゴリゴリが気にならなくなるまで揉みほぐしてみてください。
精神過労やイライラを和らげてくれます。
今からでも、ご近所とのつながりを。
地震発生時、地域の方と連携したことでかなりショックが和らぎました。
地域に、ご近所に、「顔の見える距離」に少しでもつながりを。
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上記でもどうにもならない場合は、まずは目の前の人としっかりつながってみてください。
手をつないだり、ハグして、自分と相手の温かい体温を感じ合います。
カラダに意識を集中させることで、だんだん落ち着いてきます。
一人暮らしや周りに話せる人がいない場合は、
横浜近郊の方などJR石川町に来られるなら樂庵にいつでもお越しください。
いっしょに過ごしましょう!
災害の初動期の今、個人が出来る現実的な支援は、義援金と節電と思われます。
復興期に入ってからが長く、人出も必要になるとのこと。そのときのためにも
自分のコンディションを整えておく。焦らず、気負わず、できることを確実に。
募金のまとめサイト
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
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樂庵 かなざわ