ふと顔をあげたとき、ジャスト富士山viewだとなぜラッキーな気分になるのだろう!
老後はどんなふうに暮らしたいですか?^^
リタイアしたら海外を旅したい
家族に見守られながら平凡でも穏やかに暮らしたい
いろんなイメージがあるかと思いますが
唯一といってもいい、わたしの願いは
「死ぬ一日前まで仕事をしていること」
若かりし頃は情報を追いかける職種だったこともあり
旬の方や最前線の話題に意識が向いていましたが
今、関心を持つのはなんといっても
・80代
・自分の現場と仲間を持っている
・好きな仕事をしている
こうした人たちです。
どうしたらそうなれるんだろうな~
今、歩いている道を進んでいけば、いつかたどり着けるのかもしれませんが
いろいろと興味が尽きません
(80代の職業婦人をご存知でしたら、ぜひお引き合わせくださいね)
先日はソウル市西部にある、ソンミ山マウルを視察してきました。
ソンミ山マウルというのは、80m足らずの小高い丘を舞台にしたコミュニティで
住民運動で開発予定だったソンミ山を守り、
自分達に最適な学校、保育園、劇場、レストラン、カフェ、書店など
次々と作り出していった軌跡があります。
2010年にお世話になった社会起業家のみなさんから話が出ていたり
たまたま見た番組で姜尚中が旅していたりでアンテナにひっかかり
最寄り駅名しか知らなかったのですが
韓国だったら現地に行けば何とかなるだろーと勝手に予測。
かつ単独でいってまいりました。
(今から思うとよくたどり着けたなと!!^^;)
いちばん意外だったのは、想像していた空気感と違っていたこと。
テレビや講演の収録では、ものすごく「がんばっている」熱を感じていたのですが
実際はたいへんナチュラルで、センスがよく
事前情報がないと、おそらくここが活動の舞台だとは気づかないほど
街に溶け込んでいました。
しかしそこは韓国人。人との距離が近い。
カフェでも書店でも、わたしを「日本人なのでは?」と気づくと
目をらんらんとさせながら話しかけ(3割くらいしか理解できないのが悲しい)
すみずみまで案内してくださり、
「ああ、ここでの暮らしが幸せなんだなぁ」と感じました。
わたしも樂庵での活動をソンミ山マウルのような環境でできたら
それは楽しいでしょう!
しかし、環境をつくる。
これだけは周りの協力がないとできません。
話がとっちらかりましたが、
自分たちの生きるフィールドを、みんなの才能を持ち寄りながら自分たちで創っていく。
とことんコミュニケーションする
そんなことが、次のビジョンに大切なんではないかと思っている日々なのでした。
樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと