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最近、どこにでかけても以前ほど刺激がないのですが
地域に帰ってくると心底ほっとして、じわじわと幸せを感じます。
これが年をとったということなのでしょうか^^;

山下公園で華僑のシニアと太極拳をすること。
一番身近な町内会の行事に参加すること。
これをすると少々のヒーリングやセラピーでは得られない
リラックスとグラウンディングができるのです!

多くの人がそうであるように、わたしも若かりし頃は、
近所付き合いは面倒、最小限にしたいと考えていたのですが
どういうわけか2010年から感じ方が変わってきて
今となっては、大切な居場所に。

実際に地域に関わって思うのは、想像した世界と現実の違い。
最初はかなり面食らったけれど、慣れてくると見えてきたものは
地域であるからこその絶妙な距離感。お互いに入り込みすぎない。
また、地域活動をしようと思うような人なので、周りを思いやる余裕がある。
分かっていても黙って見守るやさしさがある。

一方で華僑のみなさんは日本人とはやはり(かなり)違って
異国の地で生き抜く知恵と強さ。
これにも最初はさんざんやられっぱなしでしたが(笑)
一度仲良くなると、本当にラクに付き合える。
相手にどう思われようと気にしない。
思ったことを言い合っても後に引かない。
自己主張する強さを与えてもらったような気がします。

書き出すと意外に止まらないなー!

本題ですが8月6日に初めて、こんな愛する地域で東洋医学の講演会ができました。
横浜市から委嘱された地域活動の、毎年恒例の研修なのですが
何をするかの会議の席で、おかあさまがたが

「今年は暑いのでどこも行きたくない、同じような話も聞きたくない、そうだあんたがやりなさい」
そんな~、といいたくなる状況で引き受けましたがなんとか準備しました。

迎えた当日、基礎的なレクチャーを最初に行い
「うん、うん、わかった!」というみなさんの言葉に実技にうつると
「きいとったんかい!」と突っ込んでしまうくらい
あさっての方向にどんどん進んでいくおかあさまたち。
きょとんとするおばあさまには「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスまでし出す始末(笑)
「せんせーい、わかりませーん!」とほぼ全員が質問するので何十回も同じ話!
どこに向かう、この講習は(汗)
今まで担当したどのワークショップよりカオス!!

どうにかこうにか纏め、どっと疲れ、さっさと撤収準備をしていると
感想をいってくださる時間となり
「身体のことはすごく興味があるので、こんな時間はありがたい」
「初めて聞く話ばかりだった」
「毎月やってほしい」
「あらあなた毎月はダメよ、先生に迷惑よ、季節毎にしたら?」
「家族に病気の人がいるんですけどどうしたらいいか」

「喜こんどったんかい!」と倒れそうになる反応で、ほんとうにびっくりしました。
でも、わたしもみなのあまりもの自由奔放っぷりがおかしくておかしくて、なんだか愉快で
終了後、お茶を飲んでいても、みんなと涙を流しながら笑ってしまい。

地域の底力ってまだまだ秘めてるな、すごいポテンシャルだなとわくわくしてきました。

これからまた楽しいことができるといいなー

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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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