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社会起業家という生き方 
社会起業家という生き方 

なんだかんだ言いながら、「んだ、んだ、んだ」のリズムと
自由な雰囲気に魅了されたわたしは
ちょうどその集まりが、樂庵定休日の火曜日開催ということもあり
都合がつく限り通うようになりました。

夜な夜な、白熱した時間をみなで過ごしながら、
少しずつ状況がのみこめて来ました。

作詞作曲担当の不思議な男性と
集会の後にスープをつくってくれる女性が
慶應大学法学部の教授であることを知りました。

そして会場近くの立地、寿町というドヤ街の住民の方も参加。
先ほどの女性といっしょに毎回料理を振舞ってくれていることを知りました。

さらに、やけに熱心に踊っているなぁと感じていたみなさんは
著名なプロダンサーの方だと知りました。

・・・じつは錚々たるメンバーで構成されていたのです。

***

寿町といえば、わたしは横浜に来た当初、
「絶対に入ってはいけない場所」ときつく言われていました。
一度だけ、自転車で迷い込んだことがあるのですが、
この一角だけ「昭和」のまま時間が止まったような、灰色の寂れた町並みで、
昼間から立ち飲み屋がにぎわっていました。

地元住民からはいまだに「危険地帯」という認識をされています。

それにしても、大学教授と寿町のおじさんとダンサーがなぜいっしょに?
ときには慶應の音楽の先生まで参加し、
幼児用のおもちゃのピアノでがんがんメロディを奏でます。
(さすが本職で、こんな楽器でもしびれるほどカッコいい!)

ここから1分足らずの場所にわたしは住んでいたのに
こんな世界が広がっているとは想像だにしなかったわけです。
地域住民の方はいまだに知らないかもしれません。

でも、現実に存在している。
この摩訶不思議な感覚、異次元空間。

この空間=かどべやのキーパーソンが岡部友彦さんでした。

~つづく~

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