そうか、今、横浜市長は林文子さんなのだった
あれは今年の2月くらいだったでしょうか・・・
いつもは開きもしないで次に回してしまっている回覧板が
なんとなく気になり、隅から隅まで熟読してみました。
すると、「保健活動推進員」の募集をしている。
何度か書きましたが、わたしは昨年まで近所づきあいをほとんどしていませんでした^^;
しかしながら、樂庵もなんとか体制が整ってきたし、自分の仕事だけではなく
「なにかさせていただいたほうがいいんじゃなかろうか?」とこれまたなんとなく感じ、
書いてあった問合せ先の区役所に、その場で電話してみました。
こんな電話は初めてだったのか、ものすごくあわてながら喜んでくださり、
しかしながらも「地域からの推薦が要りますので後ほどお電話します」との返事。
地域の推薦かぁ、何一つ貢献していないのでダメかもしれないなぁと思った直後に
町内会長さんから電話が!
「さっき役所から連絡ありましたけどね、(あなたの)電話番号なんて聞くまでもない、
あなたに何か声をかけたいと思っていたんですよ」
と言っていただき、本当に本当にびっくりしました。
わたしが気づいていないところで(こういうのに弱い)、気にかけてくださっていたことを知り、
無性にうれしくなりました。
そして昨日、無事、保健活動推進委員の委嘱式に参加。
わたしはどなたもわかりませんでしたが、右も左も地域の人ばかりのよう。
「おねーさん、何丁目? あたしゃー、生まれてこの方ずっとここに住んでる」
「1丁目です。浜っ子ですか?」
「そうだよ、浜っ子。親の代から知り合いだからね。この間の地震のときも
みんな外に出てきちゃってさ、『こわいよー』なんていってたんだよ」
「それはいちばん安心しますよね」
「昔っから知った顔だからさ、みると安心するね」
「昔のヨコハマは面白かったんだよ、ギブミーチョコレートとか言ってさ」
(ホントに言った人に初めて会いました!昔の横浜は最も関心があるジャンル)
「あたしたちのところは金持ちもいないし、気取らないからさ」
・・・この後、ずっとマシンガントーク(笑)
絶妙にプライベートな話題はつっこまない距離感が粋だなぁと感じました。
式次第の中に、ご近所の落語家さんである、桂歌丸さんの弟子、
桂歌助さんの「健康のために笑いを取り入れる」講演があり、落語の話し方を伝授。
「落語の基本はダジャレ。ダジャレは何の罪もない。笑いは誰も傷つけないことが大切」
連想と同音異語で、なぞかけを組み立てる仕組みを教えていただき
成熟した文化は違うなぁ、行政が取り入れているなんて捨てたもんじゃないなぁと感心しました。
保健活動推進委員の任期は2年。
身分はなんと、地方公務員法による非常勤の特別職公務員になるそう。
縁というのは不思議なもので、去年の今頃はこんな展開になるとは考えもしませんでしたが
「かどべや」との出会いから、地域へ地域へ自分の関心が向いている気がします。
いずれにしても、自分の好きなことでお役に立てるならこんなにうれしいことはありません。
樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと
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月に1度のゆるゆる癒しの時間
「母 mother]
開催日: 2011年5月8日(日) 14:00~17:00ごろ *あと1名様
会 場: Health&Healing center 樂庵
参加費: 無料 持ち寄り1品制です
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