どこで知ったのか、今ではさっぱり思い出せないのですが^^;
樂庵を将来、どういう「場」にしたいのか。
さまざまなヒントを直感的に探しているとき、
佐藤初女さんという女性に行き着きました。
たまたま、わたしの祖母が「初女」という名前だったこともあり、
よけいに関心を深めたのだと思います。
その後、わたしが所属している、自然治癒力学校で
講座の企画を提出する機会があり、
「くらしの中の自然治癒力のスイッチ」で考えたらどうか。
日常生活の中にこそ、癒しのヒントはあるはず。
たとえば、「食べる」ことで自然治癒力を賦活させる活動を
現実に展開されている方は……?とリサーチすると、
やはり初女さんに行き着いたのでした。
春先に入り、6月に東京で講演会があることを知りました。
でも、早々にsold out、キャンセル待ちも何人もいるとのこと!
これは無理そうだとあきらめ、
幸い7月にも横浜で講演会があったので申し込むと
すぐに主催者の「森のこもれび」の山﨑さんから、
短いけれど、とても心に残る返信をいただきました。
前職の編集者時代(20年しました^^;)につくづく痛感したのですが
長文で思いを伝えるのは、集中すればできますが、
コンパクトに思いを届けるのは
本当に思っているか、真に理解できていることでないとできません。
(ややこしい理論をわかりやすく解説できる能力と同じだと感じます)
感動して山﨑さんのサイトを拝見すると、
想像もしなかった悲しみを乗り越えてこられた経緯を知りました。
こうした方が支えている……と改めて関心を深めました。
その後、しばらく忘れていたのですが、
先週、突然、東京講演主催者の「小さな森」吉田さんから参加OKのメールが!
わたしも、6月5日の講演会に急遽行けることになりました。
講演会の前日、久しぶりに書店に行くと、
出たばかりの初女さんの書籍が平積みに。
発売当日だったんですね。。。
なんだか最近、初女さんづいているなぁと思いながら帰宅すると
横浜講演の山﨑さんから、パンフレット(写真)が届いていたのでした!
そして、とうとう昨日、初女さん本人にお会いすることができました。
今年89歳を迎えられる“おばあちゃん”に、みなが惹きつけられる魅力は?
若い人でも疲れてしまうような移動や仕事をどんどんできてしまうパワーの源は?
誰に対しても心を開かなかった人が、初女さんになら話せるのはなぜか。
会場に入る前はこんなことを考えていました。
さまざまな媒体でわたしが感じていた初女さんの魅力は
とことん受容できる母性的な愛や包容力、真の思い遣りでした。
ところが、生の姿、生の声に直接触れて感じた魅力は
ありのままで生きている自然さ。
「今」だけに集中しているひたむきさ。
あっけらかんとしていた明るさ。
つまり、とても自立した女性だという印象を強く持ちました。
とても素敵な生き方だなと感じました。
7月の講演会も楽しみです!
*横浜講演も現在満席だそうですが、
直前に空きが出る可能性もあるので
ピンと来た方は、山﨑さんに連絡をとってみてくださいね。